バーチャルオフィスを利用するメリット

フリーランスとして活動しているエンジニアの中には、バーチャルオフィスを有効活用する人も少なくありません。
バーチャルオフィスとは、文字通り住所だけを借りる仮想事務所のことです。一般的なオフィスでは坪数や立地次第で毎月高額な家賃を支払うことになりますが、バーチャルオフィスは住所だけを借りるので格安で済みます。都心の一等地でありながら、月々数千円程度の家賃で利用できるケースも珍しくありません。
企業に限らずフリーランスにおいても、所在地は取引先からの信頼に影響します。出費を最小限に抑えて大きな信頼を得られるのが、バーチャルオフィスの魅力です。

プライバシーの確保も、メリットの一つに挙げられます。
フリーランスは仕事を確保するために、SNSやホームページで情報発信をして営業活動を行うのが基本です。自宅兼オフィスという形を取ってしまうと、会社の所在地を掲載することで自宅の住所が明らかになってしまいます。
バーチャルオフィスは、個人情報の漏洩によるトラブルを回避する有効な手段にもなりえます。

会社員として働いている時は自分の役割だけに集中することができますが、フリーランスは経理を含めた雑務もこなさなければなりません。郵便物や電話の対応も自分で行わなければならず、その都度作業が中断されることになります。
その点バーチャルオフィスは郵便物の受け取りや電話の転送といったオプションサービスも利用できるので、自分の仕事だけに集中することが可能です。

上記のようにバーチャルオフィスの利点を活用すればフリーランスとしてより良いパフォーマンスを発揮できる可能性が高まるので、試してみる価値は大いにあるでしょう。